依網吾彦

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大阪で節分いうたら我孫子観音さま。この地の豪族・依網吾彦(よさみのあびこ)が百濟の聖明王から観音様を贈られて御堂を建てたのが始まりとか。西暦546年創建といいますから天王寺(創建593年)より古いww ほんまかいな?ですが信じるものは救われる。ほんまなんでしょう。多分。

依網というのが面白くて、これは「寄網」で、要するに網漁法をやり出した豪族のこと。古代人は魚を素手で取ってましたが、やがて釣具が発明され、しかしこれはなかなか大量には魚が取れない。網漁法が確立して、ようやく生計を立てられるようになったんでしょう。また網漁法は漁船の集団で魚を追い込みますから、コミュニティが産まれ、豪族化するものも現れてきた。こいつらの漁法は凄いぞ、というわけで「依網」の一族として名称が定着した。我孫子というのも網引子が転じたものとか。

日本全国、関東にもアビコの地名はありますが、恐らくはこうした一族に由縁するんでしょう。地名ひとつにも歴史、文化、物語があるもんです。


2014年 2月 4日
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