予言者と預言者

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「予言者」と「預言者」は違います。

なにか物事が起こっている。それを観察するうちに、ある種のパターンを感知する。AがきてBがきてCだった。いまBまで来ている。では次はこうなるなと予想して言葉にする。ピタリとあたる。これが予言です。要するに統計学といってもいいんでしょう。優秀な占い師はこれをやります。そうやって「すごい!当たってる!」となって売れていきます。

預言者は違います。預言者は本人すら意味がわからない。いきなりある言葉が思い浮かぶ。そこはロジックを軽く飛び越える。AがきてBがきて・・・なんて前提条件はまるでなく、唐突に、突然に、想像だにしない状況で、いきなりその言葉が現れる。何者か(時に超越者とかブラフマンとか神とかアラーとか呼ばれたりしますが)の「掲示」であり、だから、その掲示の言葉を「預けられた者」のことをいいます。大体、預言者は可哀想な末路をたどります。「私は単なる羊飼いです」と思っているのに大いなる者の声で「明日、大洪水がやってきて世界は終わるだろう」なんてことを突然、告げられる。預けられる。どうしようもない。どうしろというのか?ぼくは預言者だけにはなりたくないと常々、思ってます。

直観讀みブックマーカー」は予言(占い)ではなくて「預言的な遊び」です。あなたにも意味がわからない。だれにも意味がわからない。そういう言葉を預けられる。首をかしげます。戸惑います。混乱します。しかし、そこにこそ、誰にもたどり着けない何者かの掲示があるかも知れない。ぼくはよく「いまはわからなくても明日わかるかも?明後日わかるかも?3年後にわかるかも?」といいます。これは予言ではなくて、預言ですから。

怖いともいえる。だから面白いともいえる。

■直観讀みブックマーカー
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2014年 2月 18日
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